また少し南へ延びたよ、「命の道」

また少し南へ延びたよ、「命の道」

高速道路の役割。
ひとつ。「人や物を早く安全に運ぶ」。
おかげでみんなの暮らしはとても豊かになりました。
ふたつ。「たくさんの命を守る」。
災害のとき、緊急車両が通り、
救援物資が運ばれ、みんながここに避難もできる、
そう、高速道路は「命の道」なのです。

冷たい冬の真夜中、サーチライトの灯りの中、
ボクらがつくるのは、
四国をぐるりと８の字に結ぶ四国横断自動車道。
みんなのための「命の道」。
大切な道だから、
チョーいっしょけんめい作業する。
きっちり、かっちりつくりあげる。
寒さと緊張でピリピリするけれど、
もうじき地図に記されるこの仕事が、
ボクらは、嬉しく誇らしい。

がんばった夜が明けて、今日の仕事が終わる。
ほら、「命の道」がまた少し、南へ延びたよ。