組織紹介 | 一般社団法人徳島県建設業協会

会長挨拶　西村　裕

　建設業界を取り巻く状況は、公共事業費の削減や競争激化などから、多くの建設企業が倒産・廃業に追い込まれるなど、地域を支える建設業の存続が危ぶまれる状況となっております。さらには、建設従事者の高齢化や若者の建設業離れによる担い手の確保・育成の遅れ、i-Constructionをはじめとする生産性向上や働き方改革への対応など、解決しなければならない課題が山積しているのが実情であります。
　このような中、東日本大震災やこれまでに経験したことのない自然災害の頻発により全国各地で甚大な被害がもたらされ、改めて自然の脅威を知ることになるとともに、「地域の守り手」としての役割の重要性を再認識することとなりました。
　国が発表した南海トラフで発生する巨大地震と津波は「最大クラス」と予想され、徳島県でも従来の想定を超えるものとなっており、早急な防災対策が必要です。
　国民や県民の生命や財産を守るため、脆弱な社会資本を整備し、誰もが安全で安心して暮らせる県土づくりを担うことが我々の使命であります。
　また、地方の建設業は、雇用の確保・維持する基幹産業であります。我々は、「技術と経営に優れた企業集団」として研鑽を積み、建設産業の再生に務め、地域の基幹産業として地域社会との共生を図り、信頼される業界として努力して参りますので、ご支援、ご鞭撻をいただけますようお願いします。

一般社団法人徳島県建設業協会組織概要

1.名称: 本協会は、一般社団法人徳島県建設業協会と称する。

2.目的: 社会公共の福祉に重大な関係があり、かつ国民経済における基幹産業である建設業に従事する私たちは、その使命の重大なことを自覚し、更に建設業界の健全な発展を図るため、一般社団法人を組織しています。
本会は、徳島県内に主たる営業所を置く建設業者及び県内に主たる営業所を有しないで県内に営業所を置く建設業者が結集し、建設業を経済的、社会的及び技術的に向上させ、建設業の健全なる発展を図り、併せて公共の福祉の増進に寄与することを目的としています。