一般社団法人 徳島県建設業協会

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お知らせNews

希望の朝をつれてくる(1月5日徳島新聞に掲載しました)

2020.01.06

二〇一九年一〇月、
台風一九号のもたらした豪雨が
幾多の川をあふれさせ、堤防を破壊し、
かけがえのないたくさんの命と
おびただしい数の日常を奪っていきました。
言葉を失うほどの自然の脅威を目の当たりにし、
私たちは思っています。
自然を敬い、ともに生きる心と
便利さや豊かさを追い求めるための知恵を
どちらもおろそかにしてはならないと。

被災地では地域の建設業者が
夜を徹して、復旧作業にあたりました。
人々に普通の暮らしを取り戻すために。
「いつも通り」という安心を手渡すために。
災害復旧工事現場のライトは、
さながら夜明けの光のよう。
避難所や暗闇の自宅で不安な夜を過ごす人の胸に
「希望よ届け」と、あかあかと灯します。

私たちは伝えたい、
どんな夜にも朝は来ると。
日本中のどこにいても何があっても
私たちがきっと希望の朝を届けます。

※写真は福島県鏡石町、阿武隈川の支流・諏訪池川
 台風19号による堤防決壊現場での復旧作業風景/2019.10.23