渋滞が少しでもなくなるように、
新鮮な野菜や魚を早く飛行場や港に運べるように
地震や津波のとき、安全に避難できるように、
救急車もすいすい走れるように。
いっぱい役目を果たすために、高速道路がつくられています。
そのひとつが徳島南部自動車道。
徳島から阿南まで、海の近くを走る道で、
沖洲と津田の間を流れる新町川に橋が架けられました。
工事には日本一大きいクレーン船「海翔」が出動。
かっこいいでしょ。
「海翔」は、高く伸ばしたクレーンで
161m、2,900tの大きな大きな橋桁を運び、
半日以上の時間をかけて、橋をつなぎました。
1ミリゆがんでもいけないむずかしい工事を、
大勢の人が応援にかけつけ、川の両岸で見守りました。
いよいよ完成の瞬間、
感動が「わあ〜っ」と空に響いたよ。
よかったね!ありがとう!
たくさんの人のがんばりのおかげで橋がつながりました。
安全でくらしやすいマチをつくるのが私たち建設業の仕事。
道路や橋、地震にもこわれないビルや
津波のときの避難タワーをつくったり、
古くて弱くなった道路や橋やビルもがんじょうに直します。
みんなのための仕事を誇らしく思いながら、
今日もマチのあちらこちらでがんばっていますよ。