一般社団法人 徳島県建設業協会

一般社団法人 徳島県建設業協会


建設業の魅力紹介/建設業の魅力

未来を「つくる」地域を「まもる」

2022.01.05

建設業の世界でICTの活用と働き方改革がすすんでいます。
多くの経験値が必要なことや、ともすれば危険を伴う場面も、
ICTのサポートにより作業が平準化・効率化され、
経験の浅い若者にも女性にもこなせるようになってきました。
働き方改革により、ものづくりの面白さややりがいを実感しながら、
キャリア形成を図ることのできる環境が整いつつあります。
建設業は、今、ICT能力や新しい発想を活かせる魅力ある産業へと
ダイナミックに生まれ変わっているのです。
美しい自然や景観をまもり、人々と地域の未来をこの手でつくる。
自分のつくったものが地域の暮らしを快適にする。
その喜びの上に自らの未来を重ねながら、
たまには泥んこにもなるけれど、いつも輝いて働いている。
彼らは、スーパー・クール・プロフェッショナル。

超かっこいい仕事なんだってさ
Super cool Professional

●現場が教えてくれた仕事の喜び
製造業の工場での仕事に飽き足らず飛び込んだ世界。
教わりながら、学びながら、経験を重ねた。
自然を相手に、人のための何かをつくり、
何かがカタチになることに、素直に感動した。
初めて味わう充実感だった。
もちろん大変なこともある。力仕事も、
雨に打たれながらの作業もある。
災害復旧は夜通しだ。
けれど、できあがったときの喜びがあるから、
どんな仕事も苦労じゃない。
ひとつとして同じ現場はないから毎日が面白い。

●気恥ずかしいけど、「使命感」かな
「使命感」なんて言葉、ウソくさいと思ってた。
けれど、仲間とともにひたすら道を開く災害時の
道路啓開現場では、僕らを突き動かすのはマジ使命感だった。
ICT化がすすみソフトも進化し、
現場で働く女性も増えてきた。
人の技術と経験に、最先端の技術が組み合わさって、
この仕事はどんどんクールになる。
難しい図面も頭の中で瞬時に3Dで描ける、
そんなプロフェッショナルになりたい。
どんな現場でも、かっこいい仕事人でありたい。
僕は、山や川や大地が相手のこの仕事が、
めちゃくちゃ好きだ。

現場監督/入社9年目/平田氏


●志願して、女性現場監督第1号
ダム現場の地質調査と地すべり対策調査を
任されたときのこと。人の命に直結する私の調査と計画が、
どんなふうにカタチになるのか見届けたいと思った。
その気持ちが私を現場に駆り立てた。
自ら希望して、会社初の女性現場監督になった。
建設業の世界が大きく変わりゆく中で、
まわりの視線はあたたかかった。
女性だからと足手まとい扱いを受けたこともないし、
困ったことは一度もない。
むしろ、現場では女性としての視点が活かせた。
安全で誰もが働きやすいように、
私の気付きで現場が変わる。
他の現場への波及や、自分の現場の評価につながるのも嬉しい。

●この仕事、きっと一生続けていく
ICT化がすすみ、女性でも難なくできることが増えている。
もちろんからだが小さくたって大丈夫。
だから臆することなく、もっと多くの女性にこの世界の扉をたたいて欲しい。
橋や道路、護岸、構造物ができあがっていく、
そのダイナミズムに立ち会える感激。
国土づくりの一翼を担う誇り。
創意工夫が生きる楽しさ。
この仕事を選んでよかったし、一生続けたい。
優しくて視野の広い監督めざして、頑張るね。

現場代理人/入社3年目/西村氏